親御さんインタビュー「必要なことを提供する」小池誠さん第3話

全何回になるか予測できない「親御さんインタビュー」。普段のことをありのままに、お話ししていただきます。今回は小池りほちゃんと、小池誠さんにお話を伺いました。

け:リホちゃんが居ることで困った物語。困ったことってありますでしょうか?

父:うん、それはいろいろっていうか。困った というか、まあ一般的にそれは困ったってなるんやろうけど、言ったら何処行くにもまあ車椅子というか、押していかなあかんし、とかかなぁ。 調子悪いということも。言葉がわからへんから、 すぐに対応してあげられへんとかかな?

け:うんうん。意思疎通できても「ここが痛い」 「こういう感じで体調が悪い」って伝えられないですもんね。

父:そうそうそうそう。

け:うん、あとその外発的なものだったらわかりやすいけど。

父:そうそう。怪我とかならわかるけど、体の内側のことまではわからない。

け:中のね、うん。まあ、子供が胃が痛いっていうのはないかもしれないけど、なんかそういうのはありますけどね。まあ、あの誠さんに質問したところでね。そんな困った物語はないっていうだろうなと思ってたんで。

父:うん。まあ一般的にそう思うんやろうなあっていうことかな?

け:逆によかった、エピソードを聞かせてもらえますか?

父:良くも悪くもまあ、今回は福祉事業もやることで、何て言うんやろ?まあ、僕、ちっちゃい頃から母親に変わってんねんけど、あんた「王様の星」の下に生まれているから、ちゃんとやらなあかんでって、小さい頃から言われとってやんか?(笑)それがまあ、キャプテンになるとか、リーダーシップをとるっていうことをまあ、若い時からずっとそんな感じだったけど、 こうしてこういう状況になった時に、なんかほんまに腑に落ちてというか。 社会を変えるという野望は今の所持ってい ないし、世界平和も無理だと思ってるし、そんな大きいこというつもりなく、本当に周りの人が少しでも穏やかな環境で過ごせるというのを、提案できて動けているのが、僕は良かったですね。ちょっと質問の意図とは違う回答になってしまったかもしれないけど。周りから見ると大変そうに見えることでも、案外本人は楽しくやってたりする(笑)

け:お母さん、さすがですね。

父:どうなんだろうねね(笑)まあ、なんか変わっととんちゃう?w

け:変わってます、変わってますね(笑)これ余談ですけど、マコトさんの俳優やってましたよね。「王様の星」に生まれたので、なんかそういう。表現者の方にね一回走ったのかなと思っ たんですよ。

父:なんかあのまあ、俳優ってアーティストってイメージやけど、脚本家でやって監督の言いたいことを伝えるの「代弁者」やん。俳優って。 僕自身も脚本書くし、映画も撮っていきたいという思いがあるんやけど、それは僕が俳優として出演するイメージじゃなくて、俳優という代弁者を通して何かを伝えていきたくて。だから、 もう一度そっちの世界に足を踏み入れるなら、 俳優を通して社会に何かを伝えてたい時だろう

け:なるほど

父:仕事も、人生も必要とされるかされへんか、だけだから、必要とされるものを提供するだけ。今の福祉事業も必要とされるものを全力で提供している感覚なんだよね。

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